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【Corsair】簡易水冷の取り付け方法 (H100i RGB PLATINUM SE)

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CORSAIR H100i RGB PLATINUM SE

今回取り付ける水冷一体型CPUクーラーは「Corsair H100i RGB PLATINUM SE / CW-9060042-WW」だ。コルセアの「Hydro RGB PLATINUM」シリーズのホワイトモデルで、店頭価格は税抜23,500円2019年2月に発売している。

Corsair H100i RGB PLATINUM SE / CW-9060042-WW
Corsair H100i RGB PLATINUM SE / CW-9060042-WW

ラジエーターの冷却ファンは2基、合計48個のRGB LEDを搭載している。コルセアの統合管理ユーティリティiCUEに対応しており、LEDや回転数の制御が可能。ベースプレートは銅。

内容物

内容物一覧
  1. ファン用ねじ 16個 (LONG FAN SCREWS)
  2. LGA 115X /1366用スタンド 4個 (STANDOFF)
  3. AMD用ねじ 2個 (AMD SCREW CLIP)
  4. ポンプ固定ねじ 4個 (THUMBSCREWS)
  5. ラジエーター用ねじ 8個 (RADIATOR SCREWS)
  6. Corsair iCUE USBケーブル 1個
  7. LL RGB PWMファン 2個
  8. ワッシャー 8個
  9. INTEL用バックプレート 1個
  10. INTEL用マウンティングブラケット (初期)
  11. AM3 /AM4用マウンティングブラケット
  12. AMD TR4用マウンティングブラケット
  13. TR4用スタンド 4個 (STANDOFF)
  14. 説明書等

取り付けるマザーボードは「Z170 PRO GAMING」。CPUは「INTEL i7-6700 (LGA1151)」だ。

取り付け方法

1. 元のCPUクーラーを取り外す

CPUクーラー取り外し
CPUクーラー取り外し

元のCPUクーラーが取り付けてある場合、そのクーラーを取り外す。INTEL製リテールクーラーの場合は四隅の固定具を回して固定解除し、そのまま引っ張り、マザーボードから外す。社外製の場合はバックプレートは使いまわし出来ると思うので、クーラーだけ取り外し、バックプレートはそのままにしておこう。

クーラーを取り外した後のグリスは丁寧に拭き取る。綺麗に拭き取れれば何でも良いが、アルコール配合ウェットティッシュや無水エタノールで綺麗に拭き取れる。ちなみに私は面倒なので純水配合ウェットティッシュだ。まあ拭き取れれば何でも構わない。

2. マウンティングブラケットの取り換え

マウンティングブラケットの取り換え
マウンティングブラケットの取り換え

最初は水枕にINTEL用のマウンティングブラケットが取り付けられている。AMDCPUの場合は、AM3/AM4/TR4用のブラケットも用意されているため、自分のCPUにあったブラケットに変更する。ぎゅっと押し出すように取り外せる。

3. バックプレートを取り付ける

バックプレート取り付け
マザーボードの裏から取り付けるべし

intel製CPUの場合だけバックプレートを取り付ける。AMD製CPUには不要。

今回の「H100i RGB PLATINUM SE」ではバックプレートが取り付けやすいよう、固定用の両面テープが貼ってある。穴位置の調節もあるので、まずは両面テープを外さずに仮設置して調節する。その後両面テープを外してCPUクーラー用の穴に当てはまるように、マザーボードの裏からバックプレートを取り付けよう。

4. 表からスタンドを取り付ける

表からスタンドを取り付ける
水枕乗せた後で写真撮ってないことに気付いたから微妙にグリスが付いてる…

CPUクーラー用の穴マザーボードの表からスタンドを取り付ける。付属スタンドは3種類、CPUによって異なるため、自分のCPU(ソケット)に合ったスタンドを取り付ける。

  • LGA 115X / 1366
    • Core i9 (9900K/KF)
    • Core i7 (6700/7700/8700/9700番台)
    • Core i5 (6000/7000/8000 番台)
    • Core i3 (6000/7000/8000 番台)
    • Pentium (G4000・G5000 番台) など
  • LGA 2011 / 2011-3 / 2066
    • Core i7 (3800/3900/4800/4900)
    • Xeon E5 (1600/2600/4600) など
  • TR4
    • Ryzen Threadripper

5. ラジエーターにファンを取り付ける

ラジエーターにファンを取り付ける
ファンの四隅をネジ固定。実は面倒だから四隅全部固定してない…w

ラジエーターにファンを取り付ける。ラジエーターの穴に照らし合わせて、一番長いねじを使いファンを取り付ける。中々固いが、途中からスルスルと回るようになるため序盤は少し力を入れて回そう。

ファンの向き(吸気と排気)には気を付けて取り付ける。

6. ラジエーターをケースに取り付ける

ラジエーターをケースに取り付ける
ラジエーターをケースに取り付ける

ラジエーター取付用のねじワッシャーを利用して、ケースに取り付ける。大体のケースでフロントまたはトップに取り付けられるようになっているが、ファン取付時と同じく中々固かったため、しっかりとラジエーターを手で固定し、ねじで固定しよう。

ラジエーターの左右の向きに注意して取り付ける。CPUの位置に水枕をいったん置いて、ちゃんと嵌まるか確認しながら向きを決めよう。

7. 水枕を固定する

水枕を固定する
水枕を固定する

マザーボードをケースから外している場合は、マザーボードを取り付けた後、水枕をCPUに乗せて一番太いねじで固定する

8. iCUE用USBケーブルを接続

iCUE用USBケーブル
iCUE用USBケーブルをクーラーとマザーに接続

microUSB-USBケーブルが同梱されている。microUSB端子は水枕の左側に接続USBはマザーボード側に接続する。このケーブルはそのまま最短で接続するとほとんどの場合見栄えが悪いため、デュアルチャンバのケースは一度裏に通してから表に持ってこよう。

9. SATA/3pinFANケーブルを接続

SATA/3pinFANケーブルを接続
SATA/3pinFANケーブルを接続

水枕からは様々な線が出ているが、まずは分かりやすいSATAを電源ユニットと接続。同じ線に3ピンのファン用ケーブルがあるため、マザーボードのファン用ピンと接続

10. 4pinRGBケーブルを接続

4pinRGBケーブルを接続
4pinRGBケーブルを接続

ラジエーターに取り付けたファンRGBLED用の線と、水枕から出ている当てはまる線を接続。当てはまらないものは取り付けられない。

11. 4pinFANケーブルを接続

4pinFANケーブルを接続
4pinFANケーブルを接続

同じくファンから出ている線と、水枕から出ている残りの線を接続。こちらもぴったりと当てはまる。

完成

ラジエーターもファンも水枕も白くて美しい!私のPCも徐々に目標のオール白に近づいているなあ。マニュアルが英語しかないため配線が意味不明だったが、分かれば非常に簡単に作られていると感じる。本当は本格水冷がしたかったが、主に金銭的な理由で簡易水冷にすることに。本格水冷高いよー。

RGBや回転数の制御はCORSAIRが出している統合管理ユーティリティ「iCUE」から可能だ。このオールインワン水冷の性能をテストした結果は以下の関連記事から。ぜひ見てほしい。

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参考動画

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愛知県出身。趣味は自作PCとゲーム。 略歴:エンジニア兼マーケター→フリーライター→エンジニア

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