CPUにグリスを塗布

ちなみにグリスの塗り方には派閥が存在する。
- 中央に米粒大ほどグリスを出しヘラなどで伸ばし、CPUを設置
- 中央に米粒大ほどグリスを出し、そのままCPUを設置
要はグリスをヘラで伸ばすか伸ばさないかの違いしかないが、メーカーによって推奨の塗り方が違うため塗り方で派閥ができている。正直温度に差が出ないためどちらでも構わない。ただ、ヘラで伸ばした方がクーラーを設置した時にぶにゅっとはみ出すことが少ない。
クーラーの四隅を押し込む

リテールクーラーの四隅にくるくると回転するねじのようなものがある。これの黒いピンが突き出ていない状態で、マザーボードの穴に押し込む。もし突き出てしまっている場合は四隅のねじを引っ張り、ねじを回して(突き出ていない状態で)ロックする。

カチッと音が鳴るので、鳴ったらマザーボード裏面を確認し、黒いピンがしっかりと穴に突き刺さっているか確認する。
コネクタを接続
CPUクーラーから出ている電源コネクタをマザーボードと接続する。場所はマザーボードにより異なるため一概には言えないが、殆どのマザーボードでCPUの付近にコネクタが存在する。「CPU_FAN」などの表記があるため、すぐに分かるはずだ。

ちなみにマザーボードのファンコネクタは4ピンが多いが、リテールクーラーは3ピンだ。コネクタ部分には小さな接続用の出っ張りがあるため、そこに合わせてピンを刺せば良い。1ピン余っていても気にしなくて良い。