先日購入したCorsairのCPUクーラーである「H100i RGB PLATINUM SE」の冷却性能テストを実施した。
テスト手順
- テストは5分通常通り動作させ、10分間CPU使用率100%にし、その後5分間通常通り動作させるという手順で行う(合計20分)
- CPUはintel core i7-6700を定格運用
- 突発的な一瞬の温度上昇はデータ精度の向上のため排除する
テスト結果
経過時間 | 平均温度(℃) | 最低温度(℃) | 最高温度(℃) |
---|---|---|---|
00:00~00:05 | 24.9 | 23 | 31 |
00:05~00:15 | 50.4 | 40 | 55 |
00:15~00:20 | 29.9 | 28 | 36 |
比較用リテールクーラー
リテールクーラーの場合は以下の通りだ。
経過時間 | 平均温度(℃) | 最低温度(℃) | 最高温度(℃) |
---|---|---|---|
00:00~00:05 | 33.5 | 31 | 43 |
00:05~00:15 | 73.8 | 60 | 76 |
00:15~00:20 | 36.1 | 31 | 57 |
比較先がリテールクーラーとはいえ、H100i RGB PLATINUM SEは通常時-9度、負荷時-23度と、非常に優秀だ。
まとめ
リテールクーラーとの比較では約-9度と非常に優秀な結果となった。この辺りはさすが簡易水冷と言うべきだろう。
筆者個人としては本格水冷を一度はしたいと思っているのだが、金銭的な都合上中々難しい。ただ、このような簡易水冷であればメンテナンスの必要や金額的な問題でも敷居が低く手が出しやすいのではないだろうか。
リテールクーラーにおいてはAMDは優秀、intelは微妙と聞く。水冷ほど冷やす必要が無いのであれば、AMDであればリテールクーラーをそのまま利用し、intelであれば社外製を利用するのが賢い選択ではないだろうか。