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PCのCPUグリスを塗りなおす方法(リテールクーラー)

久しぶりにCPUファンを外して見てみたら、グリスがカピカピに乾いていた。まあ、そろそろ3年だか4年だか経つので、乾いていても無理は無い。

と、いうことでグリスを塗りなおした。そのうちCPUファンも交換する予定だが、手始めにグリスだけでよろしこ。

1.CPUファンを外す

まず準備として、電源ユニットをオフにする、またはコンセントを抜くなどしてマザーボードの電源を落とす。また、マザー内部に電気が残っていると危険なため放電を行う。

十分に放電を行った後、CPUクーラーを取り外す。上記写真はIntel純正のリテールクーラーだ。社外品のクーラーを使っている場合は外し方が異なるが、リテールクーラーの場合は四隅にある部分を回してロックを解除してから引き抜く

リテールクーラーの四隅の機構

リテールクーラーの場合は、ケースにマザーボードを固定したまま引き抜くこともできるが、自身で一度もクーラーの設置をしたことがない場合はケースからマザーボードを外した方が楽だ。社外品クーラーの場合はマザーボード裏面に特殊な金具が設置されていることが多いため、基本的にケースからマザーボードを取り外さないとクーラーを外すことはできない。

2.グリスを拭き取る

CPUに付いたグリスをウェットティッシュなどで拭き取る。この時、アルコールが配合されたウェットティッシュで拭き取ると綺麗にとれるが、別にティッシュだろうがキムワイプだろうが拭き取れれば問題ない。

もし以前のグリスが乾いてしまっている場合は、グリスが残っていると熱伝導率に影響を与える可能性があるためなるべく綺麗に拭き取っておこう。

CPUのグリスを拭き取る

また、CPU側だけではなく、CPUクーラー側のグリスも綺麗に拭き取る。また、CPUクーラーを取り外したときについでに掃除もしておこう。埃などが溜まっていると冷却性能に影響を及ぼす。ヒートスプレッダはファンから取り外すことができるため、取り外して水洗いすると手っ取り早い。尖っているため怪我には注意して洗おう。

CPUクーラーのグリスを拭き取る

3.グリスを塗る

CPUにグリスを塗布する。メーカー推奨の塗り方は薄く均等にヘラで伸ばして隅まできちんと塗る方法だが、私は面倒なので中央に米粒大くらいの大きさに盛る。

特に伸ばさなくても、CPUクーラーを設置すれば重みで勝手に伸びるが、下部写真のように隅までいかなかったり、ムラができたりするためあまりおススメしない。

CPUにグリスを塗布したところ

Alphacool Silver Grease 0.5g

今回使ったグリスは「Alphacool Silver Grease 0.5g」(アルファクールシルバーグリス)だが、このグリスは熱伝導率が1.7W/mKと低く、100円程度で安いが、ハイエンド環境ではあまりおススメはしない。ブラウジング程度しか使わないPCなどは特に困らないだろう。

Alphacool Silver Grease 0.5g

Thermal Grizzly Kryonaut (熊グリス)

OC用として利用される通称「熊グリス」と呼ばれるThermal GrizzlyKryonautだ。熱伝導率12.5W/mKというハイスペックなグリスだが、1gしかないのに1000円弱と高額だ。まあグリスなんてそうそう変えるものでもないし、この辺りは好みかな。あと、熊グリスは粘度が120~170pasと高く塗りにくい。

ARCTIC MX-4

定番のARCTICMX-4熱伝導率8.5W/mk粘度は870poiseと低く塗りやすい。また、4gで1000円程度と熊グリスよりコスパが良い。1個につき8回程度、CPUに塗布することができるが、そもそもそんなにグリスを使わない人の場合は熊グリスの方がいいかもしれない。

4.CPUクーラーを設置する

あとはクーラーをマザーボードに乗せて押し込み四隅を回してロックを掛ければCPUグリスの交換は完了だ。(リテールクーラーでない場合は設置方法が異なるため各自調べること)

グリスはそうそう乾くものではないが、過酷な使い方をしていたり、長期間メンテナンスをしていなかったりすると乾いてしまう。グリスが乾くと冷却性能が下がり、熱暴走やクロック低下などに繋がるため、数年PCを放置している場合はメンテナンスしよう。

ではでは。

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