ゲーミングキーボードメーカー
ゲーミングキーボードは様々なメーカーが販売していますが、やはりゲーミングデバイスを購入するにあたってメーカーを揃えると見栄えが良いです。そこで、今回はメーカー別にキーボードのオススメを紹介したいと思います。
今回紹介するメーカーは以下の通り。ちなみにここでは中華製の良く分からないメーカーや新興のものは紹介しません。安心安全、有名、人気のあるものを紹介していきます。
- RAZER (熱狂的な人気、幅広いラインなので揃えたいならここ)
- Corsair (PC自作erに人気のメーカー、マウスは微妙)
- Logicool (超定番、幅広いラインなので揃えたいならここ)
- 東プレ (静電容量無接点方式が好きな人用、高価)
キースイッチの違い
メカニカルキーボードにはキースイッチによる打鍵感の違いが顕著にあります。
- 赤軸→スコンと軽い打ち心地で定番、幅広いゲームで人気
- 茶軸→少しカチっとした感覚があり、軽い打ち心地で人気
- 黒軸→重厚感のある打ち心地で文章入力などに向いている
- 青軸→カチカチと音が鳴るためVCなどをする人には向かない
- 静電容量無接点方式→耐久性に優れたキーで軽く独特な打ち心地
蛍光グリーンと蛇ロゴが特徴的なRAZER
- 特徴的な蛍光グリーンのイメージカラーとロゴで人気
- 周辺機器以外にも様々な製品を展開している
- LEDがピカピカ光るカッコいいデザインが多い
2005年にシンガポール出身のMin-Liang Tanとアメリカ出身のRobert KrakoffがRazerブランドを展開するものの経営困難により事業停止していたKärna LLCのRazerブランドを買収しサンディエゴ(2009年にサンフランシスコに移転)とシンガポールを二重本部を構えるRazer Inc.を設立。中華圏を中心としたアジアを中心に市場を拡大しています。
Kärna LLC自体は1998年に設立されていますが、まだまだ新しい企業です。創設当初から主力製品として活躍してきたマウスやキーボードなどはもちろんのこと、AV機器、ノートPC、スマートフォン、コントローラやPCケースなど、幅広いラインを展開しています。また熱狂的なファンを増やした要因ともいえるアパレル事業ではパーカーやTシャツ、リュック、キャップなどを展開しています。
Razer BlackWidow Ultimate
代表的なRazerキーボードです。キースイッチはCHERRYではなくRazerオリジナルの緑軸スイッチ。CHERRY青軸に近いので爽快な打ち心地の代償として音がうるさいです。10キーロールオーバー(アンチゴースト機能)対応、防塵防滴でタフなキーボードです。
Razer Ornata Chroma
こちらも人気のキーボード。スイッチはなんとメカ・メンブレンという独自規格でどうやら特許出願中。一般的なメカニカルキーボードに比べてキーピッチが低く、メンブレンのような見た目、だけどもメカニカルの打ち心地。という製品。まあちょっと変わった製品なので普通がいい人はBlackWidowがいいと思います。
船のロゴが上品なCorsair
- PCパーツも販売しているため自作erに人気
- 船のロゴが上品で好まれ、デザインも洗練されている
- レアな銀軸採用キーボード多数
1994年に設立され、設立当初はメモリやキャッシュメモリモジュールの生産を中心に行っていましたが、2002年以降にオーバークロッカー向けDRAMの生産を行って以降はハイエンド電源ユニット、CPUクーラー、SSDなどを数多く生産しています。周辺機器はキーボード、マウス、ヘッドセットなどを販売しています。2018年にはElgatoを買収し、キャプチャカード、スタジオコントローラーなどの製造・販売も行っております。
Corsair K95 RGB PLATINUM
ラインナップはCHERRYの茶軸、銀軸。RGB装飾で、6つマクロ専用キー搭載、Nキーロールオーバー(100%アンチゴースト機能)対応、8MBのオンボードメモリ搭載、追加USBポート、マルチメディアキー搭載。と色々てんこもりのまさにプレミアムなキーボード。
Corsair K55 RGB
スイッチはメンブレン。RGB装飾で、6つマクロ専用キー搭載、8キーロールオーバー(アンチゴースト機能)対応、オンボードメモリ有り、マルチメディアキー搭載。正直私はメンブレンってだけで買わないですけど、まあ安いので一応紹介しておきます。
超定番のLogicool (ロジクール)
- 言わずもがな超定番ブランド
- ゲーミングのみならず幅広い世代に人気
- とりあえず分からない人はLogicool買っとけ
1981年にスイスで創業を開始し、当初はマウスを主力製品とする販売開発を行なっていました。現在はコンピュータ周辺機器を始め、ミュージック、ビデオなどの幅広い分野も手掛けています。また、ゲーマー向けブランド「Logicool G」を立ち上げ、ゲーミングデバイスメーカーとしても大衆的な人気があります。アメリカ、ヨーロッパ、中東およびアフリカ、アジア市場に向けてパソコンやモバイル周辺機器を販売しています。
日本でLogitechの名称でない理由は、日本ではロジテック株式会社という会社が既に存在していたため、重複を避けるためにLogitechではなくLogicoolとしています。
G512 Carbon RGB (Liner/Clickey)
スイッチはCHERRY赤軸に似たRomer-G LINERとCHERRY青軸に似たRomer-G CLICKEY、CHERRY茶軸に似たRomer-G TACTILEがあります。26キーロールオーバー、RGB装飾。
G610 ORION (Brown/Blue)
スイッチはCHERRY青軸、茶軸の2種類。26キーロールオーバー、白色LED装飾。ファンクションキーへの割り当てが可能。
圧倒的信頼、東プレのREALFORCE
- 日本の歴史ある会社で信頼性・耐久性が高い
- 唯一の静電容量無接点方式を採用したキーボード
- その界隈の人だったら「おっ」って食いつく代物
1935年に東京都江東区に東京プレス工業株式会社を設立以来、塑性加工技術と金型設計技術をコアテクノロジーとして冷凍・冷蔵庫や空調機器などの製造を行っていましたが、1983年に電子機器業界に進出、その後1985年に東プレ株式会社に商号変更を行います。金融機関などのデータ入力の業務に使われるキーボードを日本のシステムメーカー18社にOEM供給し、銀行の窓口業務用キーボードで約70%のシェアを確保、日本国内計算センターのほぼ100%で使用されています。
この高い信頼性・耐久性・操作性を兼ね備えた東プレキーボードは静電容量無接点方式を採用しており、業務用キーボードのコンシューマ向けモデルとしてRealforceが市販されました。発売後1年間は生産が追い付かないほどの人気を見せました。
東プレ Realforce RGB AEAX02
realforceのゲーム特化版。RGB装飾、アクチュエーションポイントを3段階調節可能、2色成形方式採用で文字が消えない、Nキーロールオーバー(100%アンチゴースト機能)、静電容量無接点方式による圧倒的な耐久性、4つの特殊キー。最高です。