今回はSiliconPower製2.5インチ外付けHDD「SP010TBPHDD03S3」の分解を行う。分解を行うと保証対象外になるため、保証期間の分解は注意すること。
分解
隙間にマイナスドライバーを入れる
ぴったりと嵌まっているため分かりにくいが、下記画像の隙間にマイナスドライバーを入れる。また、このHDDは小さいため通常サイズのマイナスドライバーはまず入らない。最初は精密ドライバー等を使用し、隙間が広がった後に通常のドライバーを入れよう。
側面の左上・左中・左下・右上・右中・右下の6か所にツメがある。側面上部の左上・右上あたりを狙ってドライバーを入れると最初のツメが外しやすい。
ドライバーが入った後は力づくで広げていくだけなので簡単だ。プラスチックが割れる音が鳴るが、ツメの破壊無しには分解できない構造になっているため、気にせず分解する。
変換基盤の取り外し
HDD本体はケースに固定されているわけではないため、ケースの分解を行えば中身はすぐに取り出すことが出来る。
取り出すと緑色の基盤が付いているが、これはSATA&電源をUSBに変換する基盤となっている。しかし、「WARRANTY VOID IF BROKEN」のシールにあるようにこのシールを外すと(そもそも分解した段階で対象外だが)保証対象外になるため、保証期間のある場合はしない方が良い。
保証対象外になりますよシールを剥がすと「VOID」(無効)の跡が残るようになっている。分かりやすいけど、だっさ!
シールを剥がした後はスライドさせるように基盤を取り外すことが出来る。これで、HDDの分解は完了だ。分解したHDDは内蔵として使うなり、別の外付けケースに入れて使うなりする。