2019年9月6日発売の「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(Monster Hunter World IceBorne)をクリアしたので記事にしておこうと思う。
クリア時間(終焉と共に訪れる始まりトロフィーの獲得時間)は「2019/9/6 14:34」。装備を作る暇が無いため装備更新無しで進んだが、ラスボス以外初見クリアで、ラスボス(アン・イシュワルダ)のみ2時間ほど掛かった。順調に進めばクリアだけで12時間といったところだろう。
新ステージ「渡りの凍て地」が綺麗!
今回追加された新ステージである「渡りの凍て地」はとても綺麗なステージなので個人的にはとても好きなステージだ。見渡す限りの雪原に、氷河地帯を歩き回るペンギン、温泉に浸かるギンセンザル、仄暗い洞窟などがある。また、今までのガチャブー的な存在として、ボワボワというモンスターが追加されている。ボワボワには特徴的な角がありフクロウのような外見をしているが、マスターランク2のボワボワ討伐フリークエストでは中々見つからず苦労させられた。
急いでクリアしたため、あまり環境生物などを捕まえる余裕はなかったが、ぱっと見る限りでも中々かわいい環境生物も多いため、もう少し余裕が出たら「環境生物リスト一覧」に追加する予定だ。画像は渡りの凍て地の固有環境生物のキブクレペンギンである。
新古龍「ネロミェール」
新しい古龍種である「ネロミェール」は、怒り状態だととても派手な見た目で、あまりモンハンっぽくはない印象だ。なんかもっと洋風なゲームで出てきそうな。攻撃が痛い(というか装備が上位なので全部痛いが)のでやや緊張しつつもクリア。
ネロミェールの装備は使いにくいスキルが多く、使わないだろうなーと思う反面、見た目がまるでイカちゃん(スプラトゥーン)を連想させる可愛らしい装備だ。如何せんスキルの関係で全身揃えることもあまりないので、普通に重ね着として出してほしい。(マム防具も)
新古龍「アン・イシュワルダ」
ラスボスは「アン・イシュワルダ」。最初は岩ゴーレムのような形態だが、ダメージを与えて頭部・胴部の部位破壊を行うと、中から画像のようなモンスターが現れる。ゴーレム状態の時は動きも鈍く、ダメージは大きいがそこまで難しくはなかった。問題は形態変化をしてからだ。我々は「耕し」と呼んでいたが、地面を泥状態にする技がある。泥状態になった個所はアン・イシュワルダが特定の攻撃を行うと呼応するようにダメージを与えてくる。
今では防具も強化し数回挑戦しているので、特にクリアは難しくないが、出来ればある程度防具を整えてから挑むべき相手だろう。
新要素「クラッチクロー」
新しく追加されたクラッチクローは今作のバトルを語る上で欠かせない存在だ。私は狩猟笛を使っているが、狩猟笛は主に頭を狙う。狩猟笛に限らず、他の武器でも特定の部位しか狙わない武器はあると思うが、狙う部位は必ずクラッチクローをしておこう。
一度クラッチクローを行うと、その部位は「傷ついた状態」になり攻撃力や会心率が上がる。これはクエストクリアタイムの短縮には重要な要素になってくる。
また、クラッチクローをした状態で、R2でスリンガーを全弾ぶっ放すという技がある。これは〇でモンスターを壁に当たるように方向転換を行い、R2をすると、モンスターが壁にぶつかりダウンを取ることができる。怒り状態の時は出来ないので注意が必要だが、ダウンを取れるので火力アップが可能だ。
導きの地
アイスボーンでは新しく「導きの地」というステージも追加された。これは、森・瘴気の谷・陸珊瑚・荒地が全て一つになった変わったステージだ。「導きの地」を進めていくと、防具や武器の強化素材が獲得できるようになっており、導きの地で出現させる必要があるモンスターもいる。
リオレウス希少種 (銀火竜)
導きの地の陸珊瑚地帯レベル6で出現する。ずっと飛行状態のため近接は攻撃が難しい。マスターランクのモンスターは閃光耐性も高いため、落下させるのも難しく、近接はスタンやクラッチクローなどでダウンを取る必要がある。
ティガレックス亜種
導きの地の瘴気地帯レベル6で出現する。闘技場では6分で討伐できたが、導きの地ではそこそこ掛かった(時間が出ないので分からないが)。
リオレイア希少種 (金火竜)
導きの地の荒地地帯レベル6で出現する。発生の早い連続爆破ブレスでガンナーは特につらいのではないだろうか。
ハウジング (模様替え)
アイスボーンで追加された部屋は模様替えが出来るようになってる。壁や家具を自分の好みに変えることが可能だ。位置の指定は出来ないので、あくまで軽いものだが、モンハンも進化しているなあと感心した。
さいごに
ストーリーはあまりボリュームが無かったが、アイスボーンで追加された新モンスターや新ステージには久しぶりにワクワクさせられた。難易度が上がっているので、モンハンのイメージである「みんなで気軽にわいわい楽しむ」という要素はアイスボーンで減ってしまったように感じるが、ワールドで歴戦王をちゃんと倒していた人ならば特に問題はないだろう。
私はクリアできないほど難しいとは感じなかったが、あまりゲームをやらない・得意でない人には正直難しく感じられるかもしれない。実際にSNSで野良(救難参加)ではクリアすら出来ないという声もよく聞く。まあ、救難はソロでクリアできない人が行くことが多いため、救難参加でクリアできないのはある意味必然だとは思う。
とはいえ、新ステージや新モンスターが追加された今作、ぜひゲーム好きならばやるべきだろう。モンハンさいこー!