私は今までサービスを殆ど楽天で統一していたが、この度楽天モバイルがあまりに既存ユーザーを蔑ろにしていると感じ、同じく格安SIMの「LINEモバイル」への移行をすることにした。
今までの楽天モバイルの時代はRakuten miniとHUAWEI P20 Liteを両用していたが、おサイフケータイを使いたい!!と思い、丁度LINEモバイルでセールをしていたスマホの買い替えもすることにした。セールだからかかなり品薄だったのだが、なんとかAQUOS sence3 SH-M12をゲットしたのでレビューしていこうと思う。
AQUOS sence3 SH-M12 基本性能
OS | Android™ 9 Pie |
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CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 630(SDM630)2.2GHz(クアッド)+1.8GHz(クアッド) |
メモリ | ROM 64GB/RAM 4GB/(外部)microSDXC 最大512GB |
バッテリー | 4,000mAh |
SIMカード | nanoSIM×2 DSDV対応 |
カメラ | 標準カメラ1,200万画素、広角カメラ1,200万画素、インカメラ800万画素 |
その他機能 | 指紋認証、顔認証、おサイフケータイ、NFC、緊急警報、国際ローミング、GPS、オートGPS、ハイレゾ、防水IPX5/IPX8、防塵IP6X |
ベンチマークテスト (3DMark)
機種 | 発売時期 | 当初の価格 | スコア |
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新型 iPhone SE | 2020/春 | \44,800 | 3851 |
AQUOS sence3 SH-M12 | 2019/冬 | \35,800 | 1329 |
ASUS ZenFone3 ZE520KL | 2016/秋 | \43,780 | 846 |
Rakuten mini | 2020/春 | \17,000 | 840 |
HUAWEI P20 Lite | 2018/夏 | \26,500 | 637 |
セキュリティロック
指紋認証
指紋認証は画面下部に設置されており、ホームボタンと兼用されている。以前使用していたHUAWEI P20 Liteは背面にあったため、手で持ってすぐに指紋認証をすることが出来たが、このSH-12Mは端末下部を手に持たないと認証出来ない。更に、ボタンの立地上基本的に親指以外が使用できない。
個人的には指紋認証の位置は背面にあった方が良いと思ったが、手帳型ケースを使用している知人は背面は嫌だと言っていた。私はケースを使用しないため背面で良いが、指紋認証の位置の最適解は人によってかなり異なりそうだ。
また、指紋認証の速度は、指紋認証がスーパー早いHUAWEI P20 Liteと比べると0.1秒ほど遅い気がする。ただ、モタつくほど遅いとは感じない。全然問題ない程度。
顔認証
実は3.5万円スマホの割に顔認証が搭載されている。特に認証が遅いといった問題はなく、体感は指紋認証と変わらないスピードで解除することが出来る。
また、私が持っているRakuten-miniの顔認証は1秒ほどかかるのに比べ、こちらは指紋認証ほどの速度で出来るし精度も高いため認証性能が高いと感じる。
カメラ
このSH-M12には画素数は1200万とやや低いものの、広角カメラが搭載されている。メインカメラの画素数はもっと高いと良いが、3.5万円のスマホにあまりケチは付けられない。
操作性
もっぱら中華スマホに慣れてしまっていたからか、独自の操作方法に多少の違和感を覚える。アプリ一覧の出し方が下から上にスワイプしたり、動作中のアプリ確認がアプリ一覧の途中までスワイプだったり、とてもややこしい。HUAWEI、ASUS辺りは操作が同じなので正直それでAndroidは統一してほしいと思う。
おサイフケータイ/NFC
やはり国産スマートフォンはこの機能!おサイフケータイ/NFCは外せない。おサイフケータイがあると、交通系電子マネーであるSuica、楽天Edyといった電子マネーがスマホのみで使用できるようになる。
お買いものにスマホ一つで出かけられるという大きなメリットがある。一度使い始めたらもはやおサイフケータイ無しの生活は考えられない。ちなみにFeliCaのマークは分かり辛いがカメラの位置にある。
バッテリー
バッテリーは4000mAhと少し大きめで、連続待受時間はLTEで約850時間だ。3Dゲーム等のヘビーな使い方をしない私の使い方では一週間程度は充電が持つ。
まとめ
スマホはもっぱら中華製ばかりであったが、最近は「国産」に拘って購入するようにしている。(欲しかったXiaomiが反日過ぎて購入する気力が失せたというのもある)
国産といっても、SHARPは中国メーカーに買収されているので、純粋に日本メーカーというわけではないです…。ただ、スマホ事業は日本ボロ負け過ぎて…。
正直中華製スマホは国産よりもコスパが良い。またおサイフケータイ必須という観点で見ればGoogle Pixcelが良かったのだが、価格という点で妥協しセール中だったということもありSH-M12を購入するに至った。
あんまりオススメしない
オススメするかと言われれば首をかしげるところだ。コスパが良いかと言われればあまり良くはなく、日本製らしく余計な機能(エモパーとかいうAIや使えない覗き見ブロック、スクロールオートなど)が多い。お金に余裕がある場合はGoogle Pixcelシリーズが良いと思う。
4000mAhのバッテリー、おサイフケータイ、反日でない、3万円程度、あたりの条件を考慮するとAQUOS sence3は悪くない選択肢だ。ただ、セールをしていない場合の定価はやや高くコスパは良くないため、出来ることなら携帯会社乗り換えといったキャンペーンを利用して安く購入することをオススメする。