電子メモ?デジタル化し過ぎてアナログ回帰してんじゃねえか!電子メモなんて必要ないっしょ!紙の良さもある!
と思っていた。そして購入した今も、考えは変わっていない。
そうだというのになぜ購入に踏み切ったのか。それは一重に物欲が暴走したということに過ぎない。ただ電子機器が欲しかった。そして目についたものが電子メモだったというだけ。正直電気が通ってたら何でも良かった。
いざ尋常に開封!
内容一覧
非常にシンプルで最低限といった感じ。取扱説明書は書く・消すについての説明、名称・仕様説明、電池交換の方法などが記載されている。アプリ説明書にはブギーボードに書かれた文字を画像として保存してくれるアプリ「BoogieBoard SCAN」のダウンロードQRLが書いてある。
- ブギーボード本体・スタイラスペン
- 取扱説明書 (保証書付き)
- アプリ説明書
スタイラスペンは本体と紐でつなげる
スタイラスペンは本体の横に付けて、一緒に保管することが出来るようになっている。ツメが上からスライドできるようになっているため、変な方向に無理に力を入れると壊れるだろう。ただ、本体とスタイラスペンはストラップ穴があるため紐でつないでおくことが出来る。無くすのが心配な人は紐でつなぐと良い。
仕様
- 外形寸法:約105(W)×148(H)×5.5(D)mm
- 画面サイズ:6インチLCD (93×124mm)
- 質量:約75g
- 消去回数:約3万回(電池交換式)
機能
このブギーボードは余分な機能は特になく、至極シンプルな「書く」「消す」の機能しかない。やたらと多機能にしたがるメイドインジャパンにしては良くぞ抑えた!と好印象。シンプル故に使いやすく、電池の持ちも良いんだろう。
書く
付属のスタイラスペンで書き書き。筆圧検知があるため、力強く書けば太く、弱く書けば細い字となる。とめ・はね・はらいといったことも表現できるため小さな子供の漢字の勉強にも良さそうだ(丁度黒板みたいな配色だし)。あと、色は使えないがラクガキにも向いてそう。
タイムラグは無いが、遠くからだと少し見難い?
スタイラスペンはDSのタッチペンのような質感だが、それよりも尖っていて書きやすい。ただ、近くに見る分には問題ないが、遠くから見ると背景の黒と相まって少し見難いかもしれない。一番懸念していた書く際のタイムラグだが、気になるような時間差は無くスムーズに書くことが出来た。
スタイラスペンでなくても書ける
ちなみにスタイラスペンを使わずとも、爪や箸など尖ったものであれば書くことが出来る。そのため画面上に手を置いて書くと、力がかかる小指あたりにぼんやり跡が付く。擦れると跡になってしまうため、メモを鞄に入れて持ち運ぶ用途だとメモが汚れてしまうだろう。
消す
消すのは本体下部にあるボタンを押すだけ。1秒も掛からずに消すことが出来る。消える時は少し画面がチカチカしてから真っ黒になる。
上記は参考動画。筆圧による太さ・細さ、書く時の印象や消す時の時間について分かるようになっている。
画像として保存
「Boogie Board SCAN」というアプリをダウンロードして、ブギーボードの画面を撮影すれば画像化することも可能。iPhone/Androidに対応。
まだ画像として保存したことないので、このアプリを使ったら追記します。
背面にはマグネットと定規
背面の上部にマグネットがある。私は一人で使うので別段使用する予定はないが、恐らく冷蔵庫に貼って、買い物リスト・書置きなどの想定がされているのではないかと思う。
マグネットは縦1cm横9cm程度の横長のもので、そこまで強力という感じではない。冷蔵庫にはばっちりくっつくが、メタルラックのような波々の針金はかなり不安定。
キングジムが文具メーカーだからか、定規が一応背面にあるが、恐らく使うことは永遠に訪れないと思う。白い筐体を選んだためペンでなぞったら跡が付きそう。
電池交換の方法
電池交換するときに取扱説明書無くしてたら分からないのでここに記載しておく。電池はリチウムコイン電池(CR2016)が1つ使われている。電池が切れても書くことはできるが、画面を消去することが出来なくなる。
- プラスドライバーで電池蓋のネジをはずします。
- ネジ側から電池蓋をはずします。※片側にツメがあるので、注意して取り外してください。
- リチウムコイン電池(CR2016)を交換します。※電池のプラスマイナスの向きに注意してセットしてください。
- 電池蓋のためを入れてからネジを閉めてください。
- プラスドライバーでネジをセットします。
所感
買ったはいいが、特に使いみちなどは決まっていない(物欲が赴くままに、用途も決めずに購入すると往々にしてごみになるという例)。ちなみに同時にキングジムのフリーノ(FRN10)も購入したので、メインはフリーノになっていくだろう。
一時的に書くものにはとても向いていると思うし、例えばペンタブなど高価なものが買えないような人がデジタルの絵を描きたいと思った時などは安価で買いやすいのではないかと思う。アプリを使えば画像として取り込めるため、PCに転送して色を付けるといったことも出きるとは思う。お金があればタブレットを買う方が良いので特に推奨はしないが。
あとは筆談用とか。これはとても向いていると思う。筆談に一々紙を使うのも大変だし、ごみも出さずにパッと消せる。
電話応対は微妙。そもそも電話応対だと覚えていないといけないことがあったりするから、消えてしまうブギーボードは向いていないと思う。3000円出して買うよりは付箋の方がお手軽だし向いている。
ndeti5