画像加工

【Photoshop】写真の合成を行う方法とコツ

初心者向けの記事です。また、当記事で利用している画像編集ソフトは Adobe Photoshop CS6となります。他ソフトウェアを利用している方でも参考に出来ると思いますが、ご注意ください。

合成完成写真

下画像の左側が合成完成の写真です。どうでしょうか?言われなければ分からないくらいには違和感無く出来たと思います。

近所の公園で撮った写真と、家のベランダで撮ったぬいぐるみの写真を合成させています。本当は公園で普通に撮影する予定だったのですが、肝心のぬいぐるみをすっかり忘れてきてしまいました。結果、やや面倒ですが合成するはめに。

準備

合成する写真を用意

まず合成する写真を用意します。合成というからには最低限2枚の写真が必要です。ちなみにネットに掲載されている写真を使う場合には著作権に気を付けてください。

  1. 背景 (当記事ではシロツメクサの写真)
  2. 重ねる写真 (当記事ではカエルのぬいぐるみの写真)

重ねる写真は何枚でも可能ですが、枚数が増えるほど切り抜きが面倒になります。

合成作業

重ねる部分のみ選択しレイヤーを分ける

合成写真を作りたい方の大半だとは思いますが、切り抜く部分が丸や四角などの単純な形でない場合は「選択」によってその部分のみ切り抜く必要があります。

Adobe Photoshopでは「自動選択ツール」がありますので複雑な形はこのツールを使って切り抜きます。自動選択ツールはどこか1つをクリックすると近い色の部分のみ選択することが出来る便利ツールです。許容値の変更を行いながら選択領域を調節します。自動選択ツールはShiftを押しながら選択すると選択領域の拡大Altを押しながら選択すると選択領域の縮小を行います。

許容値…許容値が小さければ選択したポイントの色に近い色のみ選択され、逆に許容値が大きければ遠い色でも選択されるようになります。

この切り抜き工程はなるべく丁寧に行いましょう。重ねたい対象物以外が写り込んでいるとクオリティに影響します。

境界線を調整

切り抜きたい部分の選択が完了したら自動選択ツールのバーにある「境界線を調整」をクリックします。ここで値を調節して境界線のジャギーを滑らかにします。

  1. エッジの検出」の半径の値を調節
  2. エッジを調節」で調整
  3. 出力」は「新規レイヤー」または「レイヤーマスク」
レイヤーマスク…レイヤーの一部だけを表示したり、非表示にしたりすることができる機能

切り抜かれた背景を今後使う場合がある方はレイヤーマスク、使わない場合は新規レイヤーを選択すると良いでしょう。分からない方はレイヤーマスクにしておきましょう。

背景をインポート

切り抜きが完了しましたので背景用の写真をインポート(ドラッグ&ドロップ)します。背景用写真のレイヤーは被写体レイヤーよりも下の階層に配置してください。

このままだと合成しました感がありますよね。ここから画像の色味などを調節して違和感を無くしていきます。

合成写真と聞くと画像加工のスキルさえあれば出来るようなイメージを持たれる場合が多いですが、写真の配置だったり色味の調節だったりぼかしなどの加工を使って作品を作り上げるので、多少なりとも美術的センスが必要になります。なので、ぶっちゃけるとここから先の「違和感を無くす」作業に関しては読者の方のセンスによってクオリティが変わります。

位置を調整する

レイヤーを選択した状態で「移動ツール」を使うと移動が可能です。移動、変形(大きさの変更)などを駆使して位置を調節しましょう。

写真の色味を合わせる (色調補正)

写真は撮影した場所が違うので、当然、彩度や明度が異なります。本記事で利用している画像を参考にすると、背景写真は夏の昼間に野外で撮影したので彩度、明度、コントラスト全てが高いです。一方、被写体写真(カエル)は夕方ごろに室内で撮影しているので少し薄暗くコントラストも低いです。これらを色調補正を行い、違和感の無いように合わせる必要があります。

レイヤー個別に色調補正を行うため、メニューバーの「イメージ」から「色調補正」を選択し色味の調節を行います。

利用している写真によって利用する項目が異なるので一概には言えませんが、私の利用した項目は、明るさ・コントラスト、露光量、自然な彩度、色相・彩度、シャドウ・ハイライトです。

画像加工

今までは個別にレイヤーの色調補正して馴染ませましたが、次は写真を作品に変えるための画像加工を行います。といっても、そこまで大きな加工は行いません。別に整形のような顔面工事を行うわけではありませんからね。この工程は読者の方の好きな加工を行ってもらえば良いですが、参考までに私の行った加工も紹介します。

ぼかし

被写界深度と呼ばれます。一眼レフとかの良いカメラで撮るとピントの奥側や手前側をぼかしていたりしますよね。今回格安スマホのカメラなので加工でこの被写界深度を作り出します。

ぼかしはメニュー「フィルター」の「ぼかし」から入れることが出来ます。もちろんぼかしブラシを使っても良いですが、フィルターからぼかしを入れるとより被写界深度らしいぼかしを入れることが出来ます。

  • フィールドぼかし…画像全体にぼかしを入れます
  • 虹彩絞りぼかし…中央から外側に向かって円形にぼかしを入れます
  • チルトシフト…中央から外側に向かって上下(回転可)にぼかしを入れます

フィールドぼかしは今の使い方に合いません。虹彩絞りぼかし、またはチルトシフトを使ってぼかしを入れます。選択後細かい調節が可能です。

ゼノン
ゼノン
実は(気付いた方もいるかもしれませんが)画像を完成させてから記事を書いていたので既に今までの写真は背景にぼかしが入っています…

フィルター

両方の画像に適応可能なフィルターを使うことにより統一感を出し、写真を綺麗に見せます。今回は暖かいイメージで加工したいので、暖色系のフィルターを使います。色調補正のウィンドウを表示し「レンズフィルター」をクリックするとフィルターのレイヤーが作成されます。

これで(夏ですが)春のような暖かな雰囲気を出すことが出来ました。これで画像加工は終了です。ここまでお読み頂きありがとうございました。

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