今回分解する外付けHDDは3.5インチ(据え置き型)の「TOSHIBA HD-EF10TK」。分解したら中にあったHDDは「DT01ABA100V」となっていた。分解を行うと保証対象外になるため、保証期間の分解は注意すること。
分解方法
ケース取り出し
通気口になっている部分を強く押すと、僅かに隙間が出来るため、その隙間にマイナスドライバーを入れ込み、ぐいぐいと力強く奥へ入れる。かなり力を入れないと隙間が出来ず、マイナスドライバーを入れるのに苦労する。
一度マイナスドライバーが入れば後は広げるだけなので簡単だ。ツメがあるため、ドライバーを入れるとバキバキとプラスチックが割れる音が響くが、ツメを壊さずに分解することは出来ないため気にせず広げていこう。
いくつかのツメはダメになりましたが、換装した後ちゃんと再構築可能でした。この外付けHDD分解しにく過ぎィ!
全てのツメを外したら、黒いケース部分と中身の部分が分かれる。中身と黒ケースはネジなどで固定されているわけではないため、そのままケースを外そう。
HDD取り出し
側面にゴム付きの分かりやすい大きめのねじが4つあるため、これをドライバーで外していく。
外し終わったら裏面にある小さめのねじ2つをドライバーで外す。すると、HDDに取り付けられているベイ(金属部分)が取り外せるようになる。
接続基盤を取り外す
内蔵HDDを一度も見たことが無い場合分かりにくいかもしれないが、下記画像で言うと青色の基盤はHDDの基盤である。緑色の台形型の基盤は内蔵HDDのSATAケーブル&電源をUSB&ADアダプタに変換するための基盤になっている。
基盤と平行に矢印の向きに緑色の基盤をずらすように引っ張る。この時、変な方向へ力を入れたりするとピンが曲がったり、基盤が壊れたりする可能性があるため注意する。
これで分解は完成。取り出したHDDは内蔵するなり、別のケースに入れるなりして使用する。
換装方法
私は取り出したケースに別のHDDを入れる必要があったため、上記の逆手順を再度行っていく。
ツメはかなり壊れていたが、まあ何となくケースに付いていればいいや(何なら無くても良いや)と思っていたため特に問題は無かった。気になる場合は別途外付け用ケースの購入をオススメする。
再度接続確認を行ったが、特に問題なく起動&読み込み完了。
これはケースが壊れた外付けHDDを持っている母親にあげる予定。慣れればHDDの分解は簡単だね。
助かりました!